千葉徳洲苑

サービス案内

看護

主な業務内容

  • 入所者様の健康管理(体調確認、バイタルサインのチェックなど)
  • 医師の指示に基づく医療行為(経管栄養、喀痰吸引、点滴、褥瘡の処置、膀胱留置カテーテルの管理、血糖測定、インスリン注射など)
  • 服薬管理、内服介助、処方薬作成
  • 診察の補助、健康診断の同行、救急搬送時の同行
  • 入退所の対応
  • 看護記録、サマリー作成
  • 施設の感染対策
  • カンファレンス

一日の流れ(日勤)

入浴者のバイタルサインのチェック
8:30 朝礼、申し送り、医師への報告準備
夜勤スタッフから申し送りを受けて情報収集をし、医師に報告や診察を必要とする入所者様がいたら、報告内容をまとめて診察準備をする。
9:00 医師への報告、処方箋の処理など
医師から指示を受けて処方があれば、薬局に処方箋をFAXする。
9:30 昼の経管栄養の準備、経管栄養の入所者様の口腔ケア、創処置、点滴、バルンカテーテルの交換など
10:00 入所の対応、水分摂取の介助
入所がある時は入所の対応を主に行う。
10:30 昼の経管栄養と昼薬の注入
11:00 昼薬の配薬、食事の早出しの方の食事介助
11:30 配膳、食事介助
12:00 昼休憩
13:00 夕の経管栄養の準備、経管栄養の入所者様の口腔ケア、入浴者の医療処置や着脱介助など
13:30 入所があれば、入所対応
14:00 カンファレンス
15:00 水分・おやつ介助
15:30 医師への報告
15:40 夕の経管栄養と夕薬の注入、吸引ビンの洗浄など
16:30 申し送り
17:00 終業

※これ以外にも、様々な業務を行っています。

熱中症

周囲の気温の上昇や過度の運動により、体温が上昇し、脱水症が起こったり、電解質(ナトリウム、カリウムなど)のバランスが崩れたりすることで発症する健康障害のことです。

熱中症の特徴

①青少年と中高年に多い。
②青少年では運動が原因になりやすい。
③中高年では労働環境や生活環境の問題から起こるケースが目立つ。
④女性より男性に多い。

熱中症の分類

熱失神 めまい、一時的に失神する、顔面が真っ青になる(顔面蒼白)。
熱けいれん 筋肉痛、手足がつる、筋肉がけいれんする。
熱疲労 全身が重だるい(倦怠感)、頭痛、寒気、嘔吐、集中力や判断力が低下する。
熱射病 発熱、意識障害(呼びかけや刺激に対して反応が鈍い)、言動が不自然、ふらつく。

熱中症の症状

症状は、その重さに生じて3種類に分けられる。

Ⅰ度(軽度)
  • めまい
  • 筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り)
Ⅱ度(中等度)
  • 頭痛
  • 気分の不快(吐き気、嘔吐)
  • 全身のだるさ
Ⅲ度(重症)
  • 意識障害
  • 全身のけいれん
  • 活動性の低下
  • 高体温

熱中症の検査・診断

  • 体温測定:熱がないかを調べる。
  • 血液検査
    大量の発汗でミネラルバランスが狂っていないかを調べる。
    脱水で肝臓の機能が悪くなっていないを調べる。

対策Q&A

運動中などに熱中症が発生したら?
「冷却」と「水分補給」が何より重要
  • 運動を中止し、涼しい所へ移動する。(風通しの良い日陰、クーラーの効いている室内で安静に過ごす。足を高くして寝かせる。)
  • 衣服をゆるめ体を冷やす。
  • 塩分を含んだ水分の摂取を促す。水分補給のため「経口補水液(OS-1など)」や「スポーツ飲料に食塩を少量加えたもの(1Lに対して食塩小さじ1/2程度)」を接種させる。
  • 回復した後もすぐに運動は再開しない。(翌日までは安静にした方がよい。)
救急車は呼んだ方がいいのか?
軽い熱中症であれば「冷却」、「水分補給」で回復することが多い
救急車を要請するべきなのは以下の場合
  • 「冷却」と「水分補給」をしても軽快しない場合
  • 熱射病の症状が出ている場合