千葉徳洲苑

サービス案内

リハビリ

リハビリテーションとは?

リハビリテーションの語源はラテン語で、re(再び)+habilis(適した)、
すなわち「再び適した状態になること」、「本来あるべき状態への回復」などの意味を持ちます。
介護老人保健施設では、介護を必要とする高齢者の自立を支援し、家庭への復帰を目指すために、
医師による医学的管理の下、介護福祉・看護・管理栄養・支援相談・リハビリなどの専門職が連携し「包括的チームケア」を提供します。

老健のリハビリの目標は、在宅復帰です。

介護が必要で自宅に帰れない方に、さまざまな職種のスタッフが協力して、在宅復帰を支援します。在宅復帰に向けたリハビリで行うのは以下の内容です。

  • PT(理学療法士)、ST(言語聴覚士)による個別の機能訓練
  • 集団体操
  • 生活リハビリ
  • 退所前自宅訪問指導や自宅生活に向けたサポート、ご家族指導など

機能訓練では、1人ずつ個別でリハビリを行います。現状をしっかり評価し、
現在の機能、環境を鑑みて、座る、立つといった基本能力が向上する訓練のほか、
ご本人の状態に合った、生活場面でできそうな動作を練習します。

機能訓練で出来るようになった動作は、生活に関わる看護師や介護士と情報を共有し、
日常場面での反復練習として取り入れていきます。
個別リハビリの時間は限られていますので、リハビリ以外の時間を活用し、
在宅生活を目指してトイレやお風呂、食事といった日常場面でできる動作を増やしていくことが大切です。
意識次第で毎日の生活自体がリハビリとなります。

退所が見えてきたら、自宅を訪問し、
ご家族に介助方法の指導・助言をしたりします。

自宅環境によっては、環境調整の手配が必要です。
このように入所生活すべてをリハビリととらえ、在宅復帰に活かします。

具体的には?

通所のリハビリテーション

  • 短期集中リハビリテーション

    病院退院後や施設退所されてから3ヶ月以内の方には、個別に集中的リハビリを実施します。
    1回20分とし、1日に2回。計40分
  • 個別リハビリテーション

    病院退院後、施設退所されてから3ヶ月以降の方には、1回20分の実施となります。
  • 訪問指導

    通所リハビリテーション開始から1ヶ月以内に、リハビリやケアマネージャー、場合によっては福祉用具の専門職がご自宅を訪問し、手すりや車椅子、 ベッドやポータブルトイレなどの福祉用具・使用状況の確認を行います。
    また在宅での安全な動作方法のアドバイスやご家族への介助・介護方法の指導を行います。
    ご本人やご家族と共に、在宅生活を安全にかつスムーズに行うためのリハビリプログラムの作成を行います。

入所のリハビリテーション

  • 短期集中リハビリテーション

    病院退院後や在宅から入所されてから3ヶ月以内の方には、個別に集中的リハビリを実施します。
    1回20分とし、1週間に3~4回を目安に実施します。
  • 個別リハビリテーション

    入所されてから3ヶ月以降の方には、1回20分とし、2~3回を目安に実施します。
  • 訪問指導

    入所される以前や直後、また退所される以前に、リハビリや介護・支援相談等の専門職がご自宅を訪問し、ご本人やご家族と共に、在宅生活での問題点や在宅復帰に向けた課題の検討を行います。

リハビリルーム

リハビリ科からの簡単体操

嚥下(えんげ)機能は加齢とともに低下します。
その原因は口の周囲にある筋力の低下です。その予防には嚥下体操が効果的です。
今回は嚥下体操の1つである「あいうべ体操」について紹介します。

あいうべ体操

  • 「あ」で口を開ける筋肉を、
  • 「い」と口角をしっかり横に引くことで口唇を動かし、
  • 「う」で口の周りの筋肉を動かします。そして、
  • 「べ」と舌をしっかりだすことで、舌の筋肉を動かすことができます。

ただし

  • 口を開けると顎がカクカクと鳴る方
  • 顎が外れやすい方、
  • 顎関節症や顎関節脱臼の既往がある方は、

「あ」のときに、無理に口を開けないように気をつけましょう。
また、そのような方は、「あ」を除いた「いうべ」で行うと良いでしょう。

舌の筋肉は嚥下機能にとって重要です。

舌の巧みな動きがなければ、食べ物を咀嚼し飲み込むことが難しくなります。
舌は下顎や唇、頬の筋肉と協調しながら、口の中に入った食べ物をコントロールし、
咀嚼から飲み込むまでの過程に関わっています。
そのため、「べ」としっかり舌を出すトレーニングはより大切になってきます。